今日は復活節第2の主日ですが、いつものように会堂に集まっての公同礼拝ではありません。
私の人生で初めてのことです。
コロナウィルスの拡散は収まらず、ついに全国に非常事態宣言がなされました。3月からいくつかの教会で礼拝を休止しているという情報もありました。また教会の近くでも感染者が確認された報道があり、考えられる限りの3密を避ける対応と除染手段を準備しました。その上で、礼拝、総会を短時間で終えるプログラムを用意しました。
しかし土曜日になって事態が進行し、牧師一人で「集まらない礼拝」を決断しました。
当日は集会室のPCからLINEで、スマホで、携帯でというアナログ的なつながりで4家族7人で週報に沿って礼拝をささげ、遠隔で執り成しの祈り、献金が出来ないので献身の祈りをしていただきました。
これが良い判断かどうか、今は分かりません。けれども礼拝の形態はどうであれ、公同礼拝としての礼拝を続ける決意です。ですから、説教が聞ければ良いというのではなく、神さまに招かれた者として、離れていても心で一つになり、誠実に礼拝を献げたいと思います。