10:25~11:30
聖書 : アモス書 5章18~24節
災いだ、主の日を待ち望むものは。主の日はお前たちにとって何か。それは闇であって、光ではない。人が獅子の前から逃れても熊に会い家にたどりついても壁に手で寄りかかるとその手を蛇にかまれるようなものだ。主の日は闇であって、光ではない。暗闇であって、輝きではない。
わたしはお前たちの祭りを憎み、退ける。祭りの捧げものの香りも喜ばない。たとえ焼き尽くす献げ物をわたしにささげても穀物の献げものをささげてもわたしは受け入れず超えた動物の献げも物も顧みない。お前たちの騒がしい歌をわたしから遠ざけよ。竪琴の音もわたしは聞かない。正義を洪水のように恵の業を大河のように尽きることなく流れさせよ。
ルカによる福音書 13章10~17節
安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。
そこに、十八年間も病の霊に取りつかれている女がいた。腰が曲がったまま、どうしても伸ばすことができなかった。イエスはその女を見て呼び寄せ、「夫人よ、病気は治った」と言って、その上に手を置かれた。女は、たちどころに腰がまっすぐになり、神を賛美した。ところが会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」しかし、主は彼に答えて言われた。「偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」こう言われると、反対者はみな恥じ入ったが、群衆はこぞって、イエスがなさった数々のすばらしい行いを見て喜んだ。